器について  
・・・「和食器」・・・
土のぬくもり・やさしさが伝わります。

さまざまな料理を受け入れ、美味しさを引き立て、そして場の雰囲気を和まし、楽しませてくれます。

そんな毎日使う「器」を、もう少し知ってみたいと思いませんか? きっと、自分に合った「スタイル」がみつかると思います。 slow life / slow food。 ゆっくりと時間をかけてお気に入りの「器」を探してくださいね。

  ●  信楽焼きについて  ●

信楽は、日本六古窯の一つで1250年の伝統を誇る日本最古の産地です。その始まりは、天平14年(742年)聖武天皇が紫香楽宮の造営に着手されたときに、布目瓦、汁器の須恵器を焼かれたことに始まり、その後、水がめ、種壷、茶壷、茶器、徳利、火鉢、植木鉢など大物から小物に至るまで信楽焼独特の「わび」「さび」を残し今日に至っています。

 

古代日本の歴史から見ると信楽は朝鮮文化の影響を受け、日本の文化として栄えていた近畿地方の中心にあり、古代の主要道になっていたことや焼きものにふさわしい土がたくさんあったことから、当時の天皇が宮を造営するには理想的な土地だったのです。
(参考のために、現在奈良にある大仏は当初信楽に建立される予定でした。)

 

時代別では、室町・安土・桃山時代には茶陶が盛んになり、さらに江戸時代には茶壷の生産が盛んとなり、商業の発達に伴い、日用の雑貨類(梅壷・みそ壷・徳利・土鍋等)が造られるようになりました。明治時代になると、うわぐすりが研究され火鉢生産が盛んになり昭和30年代前半まで主製品(日本国内のシェアは約80%位)でした。その後、植木鉢や花瓶等が生産され現在に至ります。

 

最近は、傘立・タイル・庭園用品・テーブルセット・燈籠・照明具・食器・置物などいろいろと生産されています。中でも「狸」の置物は有名です。
以上のように、信楽焼はたいへん古い歴史を持ち、国により昭和51年伝統的工芸品として指定され、信楽は陶器の町として全国に知られています。

 

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  ●  その他の産地  ●
・ 益子焼

関東を代表するやきものの産地。栃木県・益子町産の陶器。

・ 笠間焼

茨城県・笠間で始まった陶器。若手作家が自由に個性的に創作活動をする産地として人気。

・ 九谷焼

石川県金沢市、小松市、加賀市を中心に作られている色絵陶器。

・ 越前焼

福井県丹生郡織田町・宮崎村・武生市曽原町産の陶器。日本六古窯のひとつ。

・ 美濃焼

岐阜県の南部で始まった陶器。

・ 瀬戸焼

愛知県瀬戸市を中心に作られる陶磁器。日本六古窯のひとつ。

・ 常滑焼

愛知県常滑市産の陶器。朱泥の急須がおなじみ。日本六古窯のひとつ。

・ 伊賀焼

三重県伊賀上野市と阿山町丸桂で始まった陶器。

・ 京焼

京都の五条坂から清水坂あたりは今も陶磁器店が多く、この坂と共に発展してきた京焼。

・ 丹波焼

兵庫県の中東部、山間にある立杭で誕生した、日本六古窯のひとつ。

・ 備前焼

岡山県備前市伊部一帯で焼かれている陶器。日本六古窯のひとつ。

・ 萩焼

山口県萩市で焼かれている陶器。「一楽二萩三唐津」といわれている。

・ 砥部焼

四国随一と評される、愛媛県伊予部砥部町で作られる陶磁器。

・ 有田焼

佐賀県・有田町で焼かれている陶器。「伊万里焼」の名でも広く知られている。

・ 唐津焼

佐賀県西部から長崎県一帯の窯のやきもの。「絵唐津」「黒唐津」「斑唐津」など種類も多い。

・ 波佐見焼 長崎県・波佐見町で作られている陶磁器。

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  ●  器のかたち  ●
片口 (かたくち)

片方に注ぎ口をつけた鉢で、醤油や酒を樽から小さな容器に移し入れるための台所用品でした。形のおもしろさから、茶人の目に留まり、懐石で香の物を入れたり、小ぶりのものは年の瀬に使う茶碗として用いられるようになりました。今では一般的な鉢として人気です。置くときは原則として口を左に向けるようにします。

ぐい呑み (ぐいのみ) 大ぶりの盃の総称で、ぐいっとひと呑みできるところからこの名があるといいます。
汲出 (くみだし) 本来は茶事の際、茶席に入る前の寄り付きで客に白湯や香煎をすすめるときに使う器です。すっきりとした形が多いので、ふだんの日本茶用にふさわしいものが見つかります。
高台 (こうだい) 茶碗や皿、鉢などの底についた台のこと。「切り高台」「割り高台」「竹の節高台」「二重高台」「三日月高台」など種類も多い。
蕎麦猪口 (そばちょこ) そばつゆ入れ。高台のない、まっすぐな形は手に持ちやすく、スタッキングできるのもうれしい特徴です。食器以外のアイテムとしても活躍します。
豆皿 (まめざら) 直径が5cm以下の小さな皿。さまざまな柄や形があります。
    (ほんの一部をご紹介しています)

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  ●  器の大きさ  ●
 

<<和食器で「寸」表示がありますが、一寸は約3cmです。>>

・ 五寸皿

約15cmです。使い勝手がよく、取り分け皿としてもおすすめの大きさです。

・ 七寸皿

約21cmです。肉や魚などのお惣菜を盛り付ける中皿としておすすめの大きさです。

・ 八寸皿

約24cmです。大皿になります。「ワンプレートディッシュ」として自宅でカフェ風、なんていかがですか。

好みのものを集めていっても、テーブルに統一感があるのが「和食器」のいいところ。今お持ちの器たちとも調和を合わせてくれる和食器は「一器多用」。使いまわしのきく大きさ、料理映えする、料理を選ばない「器」を選べば、むだなく・賢く・楽しく「器」を見つけることができると思います。

 

●  おすすめショップ / 高原のうつわや 藤陶  ●
藤陶さんのホームページへ 信楽に行ったら「藤陶」さんに立ち寄ってみたら!とてもいい店です。写真は1Fの店内の様子、3Fはギャラリー、2Fは倉庫になっていますが自由に見れるので掘り出し物があるかも・・・
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